とりっこフレンズへようこそ!

「とりっこフレンズ」大潟村の鳥たちのお話を4コマ漫画でお届けします!

日本一の干拓地・大潟村で見つける様々な野鳥達の物語を紹介します。
ガン、ハクチョウ、アリスイやサギ、さらにはチュウヒやオオセッカなど珍しい種類の鳥たちまで、ここには多種多様な鳥たちが集まっています。
4コマ漫画で描かれるのは鳥達自身。彼らの視点から描かれたストーリーは、鳥たちの生態やその季節ごとの生活を楽しく伝えます。
そして、それぞれの鳥が持つ魅力を引き立て、読者に鳥達の世界への理解と愛着を深めることを目指しています。
一緒に、鳥たちの世界を探究し、その魅力を共有しましょう!

第八回目は「ニュウナイスズメをさがせ」

スズメ(15㎝)

とても身近な野鳥です。人が住む近くでくらしています。オスとメスは同じ見た目をしています。
最近では数を減らしているともいわれています。
大潟村では、人家や建物のそばや公園、田んぼなどでたくさんみることができます。

ニュウナイスズメ(14㎝)

春夏は高原などのすずしい場所で過ごし、冬は暖かい地方へ移動します。
オスは、茶褐色で頬に黒はんがありません。
メスは、薄い茶色で白い眉はんがあり、のどには黒はんはありません。
大潟村では、稲が実るころに追い払うための爆竹音が響き、大群でやってきたことがわかります。

第七回目は「ペリカンが来た」

ペリカンが来た四コマ漫画
モモイロペリカン

ペリカン(160cm)

大潟村にモモイロペリカンがきた⁉
今から22年前の春、大潟村の大潟草原鳥獣保護区のサギコロニーにモモイロペリカンがやって来ました。
翌日の2001年4月11日水曜日の新聞にも掲載されました。
ペリカンに見た目が似たアオサギの近くで一緒にいる写真も残っています。

ちなみにペリカンの分類は、ペリカン目 ペリカン科で、アオサギは、ペリカン目サギ科です。
少し似ている見た目なので、同じペリカン目なのですね。仲間(みたいな鳥)がいると思ってサギコロニーで羽を休めたのでしょうか。
このモモイロペリカンは1997年7月山口県宇部市の常盤公園から逃げ出した7羽のうちの1羽とみられているそうです。
そのうちの1羽は全国各地で点々としたあと、北海道が気に入り何年も住み続けたモモイロペリカンの「ウェンディ君」がいるそうですよ。

モモイロペリカンとアオサギ

第六回目は「アオサギ」

アオサギ4コマ漫画

アオサギ(93cm)

ゴイサギヒナとダイサギヒナ

日本で一番大きなサギの仲間です。青灰色の羽をしているので、青鷺と言われています。ネズミや魚、カエル、昆虫、ヘビなどを丸のみで食べます。春になると南の池周辺の松林のコロニー(ダイサギ、ゴイサギ、コサギなどの集団営巣地)で子育てをします。
大潟村では、田んぼや南の池などで1年中見ることができます。

第五回目は「クロツグミ」

クロツグミ4コマ漫画
クロツグミ

クロツグミ(22cm)

春に大潟村へやってくる全体に黒くて白いおなかの点々模様が特徴の夏鳥です。
歌が上手で、村でも評判の美声のもちぬしです。木のてっぺんや、葉があまりない木の上でさえずることが多いので、声を頼りにみつけやすいです。
地面に降りてミミズや昆虫を探して食べます。
大潟村が大好きな鳥で、松林、生態系公園、南の池周辺の林などあちらこちらで多くみることができます。

第四回目は「ゴイサギ」

ゴイサギ4コマ漫画
ゴイサギ

ゴイサギ(58cm)

冬は暖かい地方で過ごし、春に大潟村へやって来るサギの仲間です。
夜行性で昼間はヨシの中などで休んでいます。
夕方から魚や蛙などの餌を探し、夜に「クワッ、クワッ」と鳴くことから夜烏とも呼ばれています。
南の池周辺の松林(サギコロニー)で繁殖し、池や田んぼなどで見ることができます。

第三回目は「オオヨシキリ」

オオヨシキリ4コマ漫画
オオヨシキリ

オオヨシキリ(18cm)

「ギョギョシ」の鳴き声でおなじみ、春に南から大潟村へ渡ってくる夏鳥です。先にオスが到着し、縄張りを確保し、2週間ほど遅れて来るメスが気に入ったオスと家族になります。
一夫多妻で、メスが巣をつくり温めて子育てをします。
大潟村では、西部承水路や南の池、田んぼ脇の薮など、水と藪やヨシがある場所で見ることができます。

能なしの眠たし我を仰々子(松尾芭蕉)
何をするわけでもなくただ眠いだけの私。
そんな時にオオヨシキリの「ギョギョシ、ギョギョシ」の鳴きたてる声がやまない。
お願いだから少し眠らせておくれ。

第二回目は「いろいろなシギ」

いろいろなシギ4コママンガ
シギ

シギは旅鳥で、大潟村では春と秋に渡りの途中に休憩して行きます。
色々な種類がいて、識別が難しいシギも多いです。
チュウシャクシギのようにクチバシが長い鳥や、セイタカシギのように足が長い鳥、タカブシギのように土の田んぼにいると溶け込むような鳥もいます。
大潟村ではシギの群れも運がよければ見ることができるかもしれません。

第1回の4コマ漫画は「アリスイ」。大潟村を代表する夏鳥です!

アリスイ4コママンガ
アリスイ

アリスイ(18cm)

冬は暖かい地方で過ごし、春に大潟村へやって来るキツツキの仲間です。
蟻を食べるので蟻吸と書きます。
大潟村が大好きな鳥で、春は元気に「クィッ、クィックィーッ」とさえずる声を聞くことができます。
防風林や生態系公園などでたくさん見ることができます。
NHKの「ダーウィンが来た!」でも大潟村のアリスイが放映されました。大潟村を代表する夏鳥です。
https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/detail/?crnid=A201110231930001302100

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